【読書レビュー:★★★☆☆】LINEの元CEOが語るすごい人の仕事に対する考え方とは?『シンプルに考える』レビュー

1.今回紹介したい本

今回紹介したい本は「シンプルに考える」です。

書籍情報
タイトル:シンプルに考える
著者:森川亮
出版社:ダイヤモンド社

シンプルに考える

新品価格
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2.レビュー・感想

オススメ度

★★★☆☆

オススメしたい人

・仕事で圧倒的な成果を残したい人

・ITエンジニア

・中小企業の経営者

感想

本書はLINEの元CEOの森川さんが書いた本です。

LINEがここまで成長したのは、IT業界における優秀な人が多く集まっていたためというのは有名な話ですが、そのすごい人の共通点とは?

本当に大切なことに集中するために、シンプルに考えることが大事なのです。

3.管理人がメモした箇所を抜粋

はじめに

p2.会社にとっていちばん大切なことは何か?僕の答えはシンプルです。ヒット商品をつくり続けること。これしかありません。

p3.ビジネスの本質は「ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること。」それ以外にはないのです。

第1章.ビジネスは「戦い」ではない

p28.どんなことでもいい。人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。

p40.ユーザーを愛する気持ち。自分が携わる商品やサービスを愛する気持ち。これが、ビジネスを成功させるためにいちばん大切なもの。

p44.中途採用ではスキルと経験があるのが前提。「お金」や「出世」や「企業ブランド」を求める人は不採用。「どんな仕事をしたいのか」「どんな夢をかなえたいのか」「自分をどう活かしたいのか」が最大のポイントです。

第2章.自分の「感性」で生きる

p48.仕事は自分でとりにいく。これは、LINE株式会社で活躍する人に共通するシンプルな行動原理です。

p48.「仕事は与えられるもの」と考えている限り、自分らしく生きることはできない。

p60.LINE株式会社にいる「すごい人」の共通点は、みんな、自分が好きなことだけをやって生きていること。

p64.空気を読まない。これも「すごい人」たちの共通点。彼らは「ユーザーが求めているものは何か?」を確信がもてるまで考え抜いて、絶対に妥協しようとはしません。

p67.常に周囲に気を使う曖昧な人は、そこそこの仕事はできるかもしれません。しかし、「そこそこ」を超えることは絶対にできません。

第3章.「成功」は捨て続ける

p108.仕事は与えられるものではなく、自ら作り出すものです。つまり、すべての根底には主体性があるということ。主体性がなければ、絶対にいい仕事はできないし、活躍することもできません。

第4章.「偉い人」はいらない

p119.自分の夢で人が動かせるかどうか。その一点が、リーダーシップの本質なのです。

p121.意思決定はできるだけ現場に近いところで行ったほうがいい。

p136.経営はわかりやすさが大事。最も大切なことだけを、シンプルにわかりやすく伝える。これが組織の力を最大限に発揮させる上で、きわめて重要なのです。

第5章.余計なことは全部やめる

p162.「ダメな会社ほど会議が多い」とよく聞きます。僕もまったく同感です。

第6章.イノベーションは目指さない

p184.「デザイン」が主導する。ユーザーの使いやすさを最優先にする。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

『シンプルに考える』は仕事で圧倒的な成果を残したい人、ITエンジニア、中小企業の経営者におススメです。

是非、参考にしていただければと思います。

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Regards,wasataka.