1.今回紹介したい本
こんにちは。wasatakaです。
今回紹介したい本は「コンサル一年目が学ぶこと」です。著者はアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)出身の大石哲之さんです。
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2.レビュー・感想
オススメ度
★★★☆☆
オススメしたい人
コンサルタントとしての基礎を身につけたい人
社会人10年目以内の人
感想
本書は実際のコンサルタント業務において役に立つ考え方が学べます。
「コンサル一年目が学ぶこと」というタイトルですが、一年目に限らず、ビジネススキルの基礎を学びたい人にはおススメ出来る本です。
3.管理人がメモした箇所を抜粋
第1章:コンサル流話す技術
p12.「まず、結論から話しなさい」。これがコンサルタントとして学んだことのなかで最も役に立ち、今も意識しているコミュニケーションの鉄則。
p18.会議は結論から逆算して運営する。
p30.数字という「ファクト」で語る。経験のない一年目の唯一の武器が数字。それもほかでは得られない、独自に集めた数字が有効。
p43.多国籍のチームで働くときは、理解できる共通言語である、論理と数字で話す。
p64.「ビジネスでいちばん大事なものはなにか?」それは、「相手の期待を超え続けること」です。相手が期待する中身がわかったら、それを絶対に外さない。そして、相手の期待値以上の成果を出し続ける。
第2章:コンサル流思考術
p84.「考え方を考える」ことは、仕事の進め方の基本です。つまり、いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くことができるのかという「アプローチ」「考え方」「段取り」の部分を最初に考える。
p110.雲雨傘が提案の基本。提案する前に、事実(雲)、解釈(雨)、アクション(傘)が明確かどうか確認する。
p130.仮説を立て、あらかじめ結論を持っておく。そうすることで、現実が起きたときにすぐに対処できる。
第3章:コンサル流デスクワーク術
p170.エクセル、パワーポイントは作成スピードが勝負
p182.最終成果物から逆算して、作業プランをつくる
p198.コンサルタントのスピードの秘訣は、「余計なことをやらない」に尽きます。大事なことにフォーカスして、ディープに掘り下げる。それ以外のことは切り捨てる。
p210.課題管理表は、プロジェクトを前に進める推進エンジン。課題を共有して、役割を決め、期限を切って進めていく。もっとも簡単なプロジェクト管理ツールです。
第4章:プロフェッショナル・ビジネスマインド
p214.ヴァリューを出す。自分がやりたいことではなく、相手が求めていることをする。あなたのやりたいことや好みや志向はどうでもいい。たったひとつ。クライアント企業の経営にとって価値ある提案ができているか?
p246.一度約束したことは、何があってもやり遂げる。それがコミットするということ。信用はスキルや年齢によって得られるものではない。コミットメント力があるかどうか。
p274.チームワーク=分業。誰が欠けても成功しない。それぞれの担当分野で全員が価値を生み出すこと。同じ役割を果たす人は、2人もいらない。