こんにちは。wasatakaです。
麻雀で勝つために重要なことはなんでしょうか?
打つ人のレベルにもよりますが、まずは手作りを鍛えることが重要です。
そして、手作りにおいて重要なのは、下記2点です。
- 高得点でアガルこと
- 効率的にアガルこと
そこで、今回は高得点かつ最速でアガるための5ステップを解説したいと思います。
なお、手作りの基本を学ぶ上で読んでおきたいおススメ本は以下の3冊です。参考にしてみてください。
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ステップ1:不要牌を切る
配牌後、まずやるべきは不要牌の整理です。
以下の順番に従って、不要牌を切っていきましょう。
- オタ風の孤立牌
- 1・9の孤立牌
- 役牌の孤立牌
- 自風の孤立牌
- 2・8の孤立牌
- 残り1枚しか無い愚形ターツ
- 4~7の孤立牌
- ペンチャンのターツ
- 3445や3456などの孤立牌
- 外カンチャン(1・3と7・9)のターツ
- 内カンチャン(2・4や3・5など)のターツ
- リャンメンのターツ
- 唯一の雀頭
- メンツ
なお、5シャンテンなどあまりにも配牌が悪い場合は字牌を残したほうが有利になることが多いですので、そこは状況に応じて判断が必要です。
ステップ2:ゴールを見定める
配牌後すぐにゴール(アガリの牌姿)を見定める必要があります。以下のことを意識して打ちましょう。
・序盤の時点でテンパイから遠いときは鳴く麻雀を積極的に行う。鳴き麻雀と決めたら序盤からどんどん鳴いていく。字牌に限らず、カンチャンなども積極的に鳴く。
・親であればスピードを重視すべき。連荘と被ツモのときの点数が2倍のため。
・点数が高くなるようにゴールを想定する。特に、ドラ、ドラソバ、三色、一通は意識する。
ステップ3:5ブロックに絞る
このステップ3がこの記事で一番伝えたいことと言っても過言ではありません。
初級者と中級者の差を分ける最も重要なテクニックは、「手作りを5ブロックで意識しているかどうか」だと考えています。これを5ブロック理論と言います。
- 6ブロックある場合は1番不要なブロックを外し、5ブロックにする。
- 頭が3つあるときは1つ外して、頭2つにする。
- 5ブロックから溢れた牌は近くても切る。
- リャンメン形
- ドラ絡み
- 手役絡み
- 役牌ターツ
- フォロー牌がある形(355など)
- メンツになりづらい愚形(ペンチャン・カンチャン)
- 手役を潰す牌
- 枚数が残っていない受け
ステップ4:牌効率・高得点を意識する
- 基本的には内側に発展させる
- アンコやシュンツにくっついたトイツやカンチャンは価値が高い
- アタマ候補は2つで手作りする
- ドラは使い切る形にする。なるべくドラ確定の待ちにしたほうが良い
- 4連形>中ぶくれ>亜リャンメンの順番で価値が高い
・牌は横に繋がりやすい
・残ると嬉しい待ち(リャンメン・サンメンチャン・ドラ絡み)は早めに確定させる。
・シャボよりリャンメンでリーチする。
・ペンチャンよりはカンチャンを残す。
・端カンチャンより真ん中カンチャンを残す。
・単独カンチャンのり繋がりカンチャンを残す
・カンチャンよりシャボを残す
・シュンツと繋がっているシャボは強い。
・3メンチャンはドラより価値が高い。
・アンコくっつきは他にアタマがあるときは価値が下がる。
・トイツが2つのときは両方残し、3つのときは1つを崩すほうが良い。それ以上ではチートイツを目指す。
・フリテンだとしても愚形ターツよりは両面ターツを優先的に残す。
・ただの孤立牌よりも受けがかぶった孤立牌のほうが不要なことが多い。
・愚形ターツを落とすときの優先順位は良形に変化しやすいほうを残していく。
・ほとんどの場合、手役よりもドラが重要。
・頭が無い時には牌のくっつきを利用する。
・ドラ絡みの連続形はスジ牌のでヘッドを作る。
・迷ったときはリャンメン固定
・一色手に決め打ちして良いときは数牌と字牌が10牌以上手牌にあり、かつ面子候補が4組以上あるとき。
・国士無双を狙うときはヤオチューハイが10枚以上ある時。9枚のときは流したほうが良い。
ステップ5:状況判断
押し引き理論
押すべき時
・面前で先制テンパイした場合はほとんどの場合、即リーで良い。ダマでもハネ満以上ある場合はダマでも良い。
・テンパイ後の手牌の変化は基本的には損。
・愚形待ちの場合はリーチせずにダマで手替わりを待つのも良い。特に456のカンチャン待ちなどは出にくい。
・テンパイ同士の押し引きにおいては良形の場合はほぼ攻めて良い。また自分が親の場合もほぼ攻めて良い。
・親リーチに対しては自分が良形テンパイで2000点以上ある場合は攻めて良い。
降りるべき時
・降りるときは徹底的にベタオリする。
・他者リーチのときに自分が2シャンテン以下の場合はほぼ降りが正解。
・他者リーチのときにテンパイしたら愚形ならダマ、良形なら満貫以上はダマ、それ以下ならリーチ。
・2軒リーチに対しては自分が5200点以上無い場合は降りる。降りる場合の対処法は両者への安牌を切る。無い場合は中途半端に両者に安全そうな牌よりかは片方に確実に通る牌を切る。
捨て牌読み
・利用価値が高い牌が先に切られている時と価値が低い牌を最後まで残している時は相手の待ちが読みやすい。
・序盤に切った牌の内側が危ない=外側は通る。 例えば、序盤に7を切っていたら、1〜6は危ないが、8と9は通る。
・中盤に切った牌の周辺は危ない。特に迷って切った場合はかなりの確率で危険牌。
鳴き読み
・鳴きの後や終盤の手出しは注視する。周辺は危険度が高い。
・鳴いた人の上家が切った牌は高確率で通る。
・鳴き仕掛けの場合は相手が最後に手出しした牌のソバテンのことが多い。
・鳴きを仕掛けた相手が最後に手出しした牌以降に通った牌は安全牌。
・鳴き仕掛けした相手に対しては生牌の危険度が上がる。
・相手が19牌含みで鳴いた場合は役牌をトイツ以上で持ってる可能性が高い。
牌の安全度
基本的にメンゼン手を読み切るのは不可能なため、安全度が高い牌から切っていくことが重要です。
- 現物
- 字牌単騎
- 筋の1・9牌
- 赤5を切っているときの2・3・7・8牌
- 単騎以外の字牌
- 筋の2・8牌
- 両筋の4・5・6牌
- ノーチャンス(3が4枚見えているときの2や1など)
- ドラを切っているときのドラそば
- 筋の3・7牌
- 無筋の1・9牌
- 片筋の4・5・6牌
- 序盤で5を切っているときの1・9牌
- 無筋の2・8牌
- 無筋の3・7牌
- ドラやドラそばの牌
- 無筋の4・5・6牌
・誰もテンパイしていなければ、相手を見て牌を絞る必要はない。
・不要な牌が複数あるときは相手にとって有用な牌から切って行くのが原則。
山読み
・染め手がいる場合はその色は弱い。
・序盤に切られた牌とその牌の一つ隣は持っていない可能性が高い。
点棒状況
・トップ目は守備気味に打つ。逆にラス目は攻撃重視で打つ。
・和了率を最も高めるには役有りでダマテンにする。オーラスのトップ目のときなどはそのように打つ。