【ストーリーテリング】物を売れる人と売れない人を分けるたった1つのスキルとは?

こんにちは。wasatakaです。

ITやインターネットが発達した現代では、人やサービスによる差別化は非常に難しくなっています。

そんな中、売れる人と売れない人の差は一体どこにあるのでしょうか?

実は、答えは一つです。

それは、

ストーリー

です。

一つの商品が売れるか売れないかを分けるのは、ストーリーを伝えられているかどうかなのです。

そこで、今回はストーリーテリングがなぜ効果的なのか?やストーリーテリングの組み立て方を紹介したいと思います。

1.ストーリーテリングが効果的な4つの理由

1-1.長く記憶に残りやすい

実はストーリー仕立ての事実は単なる事実に比べて10倍以上記憶に残りやすいと言われています。

なぜなら、ストーリーで話すと、聞く側は自動的にイメージとして脳に記憶させるからです。

このイメージが鮮烈であればあるほど、人の記憶に長く残ります。

聞き手に強い印象を残したい場合は、ストーリー仕立てで事実を伝えましょう。

1-2.感情を揺り動かす

人が動きたくなるのは、ロジックよりも感情です。

コンサルティングファームでは、ロジカルシンキングを重視しますが、実はロジカルシンキングだけでなく、人間面も重視しています。

それは、ロジカルだけでは人は動かないことを彼ら自身がよく知っているからです。

ストーリによって、聞き手の「共感」「同情」「笑い」「怒り」「悲しみ」などを引き出し、動いてもらうことが非常に大事なのです。

1-3.短時間でインパクトを与えることが出来る

情報があふれる現代において、人の集中力はどんどん短くなっています。

一説によると人の集中力の限界は15秒と言われておりますので、その間に重要なことを伝える必要があります。

ストーリー仕立てにすると、聞き手は理解するのが早まり、短時間で重要なことをインプットできます。

最初の2分で印象を与えられるかどうかが重要なポイントになります。

1-4.信憑性が高まる

ストーリーテリングが効果的な理由の4つ目の理由は信憑性が高まることです。

いきなり、商品やサービスのアピールをするのではなく、ストーリーに引き込んだあとに商品やサービスの紹介をするため、聞き手は抵抗感なく、商品やサービスを受け入れることが出来ます。

また、ストーリーという具体例が入ることで説得力が増すため、信憑性が高まります。

2.ストーリーの組み立て方

ここでは、ストーリーの組み立て方について紹介いたします。

2-1.始めの2分で聞き手を引き込む

ストーリーテリングで最も重要なことは聞き手に興味を持ってもらうことです。

そのため、最初が一番肝心です。

最初の2分で聞き手に聞く態勢を作らせてしまえば、勝ちも同然といえるでしょう

2-2.ストーリーを作り上げる

次に、ストーリーを作り込みます。

ストーリーを作るにあたり、「背景」、「状況」、「登場人物」などを短く伝えましょう。

重要なことは、無駄な言葉を排除することと、聞き手が理解できる言葉を使うことです。

また、聞き手にインパクトを与える鮮烈な言葉を選びましょう。誰でもいえるようなありきたりな言葉ではダメです。

あなただからこそ言える言葉を使うことが大事です。そのためには自身の経験を伝えることも非常に効果が高い手法です。

2-3.未来像を詳細に描く

ストーリーの先に待っている未来像を髪の毛1本まで詳細に描きます。

グラフや図ではなく、聞き手の印象に残る動画や写真を使いましょう。

また、そのイメージにあった強烈なキーメッセージを付けることも重要です。

2-4.聞き手にアクションを促す

ストーリーテリングの目的は、ストーリーを聞いてもらうことではなく、聞き手にアクションを起こしてもらうことです。

これまでのストーリーテリングがうまくいっていれば、聞き手は鮮烈な未来像を描き、行動を起こしたいと感じているでしょう。

あとは、聞き手にアクションを促す言葉をかけるだけです。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

ストーリーテリングは、人を動かしたいときに最も重要なスキルの一つです。

人と関わる仕事において、必ず役に立つスキルですので、ストーリーテリングについて是非学んでいただきたいと思います。

Regards,wasataka.